
丁丁発止の読み方
- 丁丁発止
- ちょうちょうはっし
「丁丁発止(ちょうちょうはっし)」という四字熟語は、漢字それぞれの音読みと訓読みから成り立っています。この熟語は、音読みを用いています。 まず、最初の「丁」は音読みで「ちょう」と読みます。「丁」は通常、物事の検討や取り決めを表す漢字です。 次に、「丁」の後の「丁」も同じく「ちょう」と読み、ここでは繰り返しています。そのため、同じ読みが続く「丁丁」は、「ちょうちょう」となります。この繰り返しの形は、日本語において強調を表現することがあり、韻を踏む効果も持っています。 続く「発」は音読みで「はつ」と読み、物事が始まる、または現れるという意味を持っています。そして最後の「止」は音読みで「し」と読み、「止まる」「停止する」という意味を持っています。全体として、「丁丁発止」は「ちょうちょうはっし」と読みます。 このように、漢字の音読みを組み合わせて成り立っているため、漢字の音をしっかり把握することが、この四字熟語の正しい読み方を理解する上で重要です。
「丁丁発止(ちょうちょうはっし)」とは、相手と意見や考えを交わし合う様子や、または、もめごとや争いをしている様子を表す四字熟語です。この言葉には、物事が活発に進むさまや、争いの中で熾烈さを示す意味も含まれています。具体的には、互いに論じ合い、切磋琢磨する過程を指すことが多く、意見の相違から生じる衝突や対話を暗示しています。もともと、筆者の想像を超えた激しいやりとりを「丁丁」と「発止」という二つの動詞に例えているのが由来です。このように、丁丁発止は「意見の応酬」や「激しい議論」を示す表現として、文書や会話に使われることが多いです。
- 彼らは丁丁発止の議論を交わし、最終的に合意に達した。
- 会議では、丁丁発止の意見が飛び交い、白熱した。
- 白熱激論:互いに激しく論争すること。
- 堂堂正正:堂々としていて正しいこと。
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