
常山蛇勢の読み方
- 常山蛇勢
- じょうざんのだせい
「常山蛇勢(じょうざんのだせい)」という四字熟語の読み方について解説します。この言葉は、四つの漢字から成り立っています。最初の「常(じょう)」は、「常に」とか「いつも」という意味があり、音読みとして「じょう」と読みます。次に「山(ざん)」ですが、これは「山」と書いて「やま」とも読みますが、この熟語では音読みの「ざん」が使われています。続けて「蛇(だ)」は、「へび」とも読まれますが、ここでは音読み「だ」が正しい読み方です。そして最後の「勢(せい)」は、「いきおい」や「じょうたい」という意味を持ち、これも音読みの「せい」となります。 この四字熟語は、全ての漢字が音読みで構成されているため、非常に特異な読み方を持っています。また、漢字それぞれの音の流れが美しく、四字熟語として流麗な響きを感じさせます。音読みに統一されているため、特に日本語における伝統的な学問や文学の中で使われる場面が多いです。読み方の特徴として、各漢字がそれぞれの音をしっかりと発声することで、全体として心地よいリズムが生まれます。
「常山蛇勢(じょうざんのだせい)」は、四字熟語の一つで、主に中国の古典に由来する表現です。「常山」は地名であり、常山のシンボルとしての蛇が象徴的に使われています。「常山の蛇」は一見穏やかな姿をしているように見えながら、その存在感や威圧感は相手に恐怖を与えることから、強い力や影響力を持ちつつも、時にはその力を隠している様子を表しています。この四字熟語は、見た目や態度とは裏腹に、その存在や実力が非常に大きい、または、あまり表に出てこないが、実際には強い影響力を持つ状態を指します。主に人や組織の実力や影響力を示す際に使われることが多いでしょう。
- 彼の発言は常山蛇勢で、相手を圧倒する力を持っていた。
- 常山蛇勢な態度で進む彼に、誰も逆らうことができなかった。
- 猛虎の威:強力で恐ろしい存在感を示すこと。
- 剛毅果断:断固たる決意と強い意志を持つこと。
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