
悪逆無道の読み方
- 悪逆無道
- あくぎゃくむどう
「悪逆無道(あくぎゃくむどう)」という四字熟語の読み方について詳しく解説いたします。この言葉は4つの漢字から成り立っています。それぞれの漢字を以下に示し、その読み方と成り立ちについてご説明します。 1. **悪(あく)**:この漢字は「悪い」や「不良」という意味で使われます。音読みは「アク」で、訓読みでは「わる(い)」と読みます。ここでは音読みの「アク」を用いて、「あく」と読みます。 2. **逆(ぎゃく)**:この漢字は「逆」「反対」を意味します。音読みは「ギャク」で、訓読みでは「さか(らう)」と読みます。この場合も音読みを使い、「ぎゃく」と読みます。 3. **無(む)**:この漢字は「存在しない」や「なくする」などの意味を持ちます。音読みは「ム」で、訓読みでは「な(い)」と読みますが、ここでは音読みの「む」を用いて「む」と読みます。 4. **道(どう)**:この漢字は「道」「方法」「道理」を意味します。音読みは「ドウ」で、訓読みでは「みち」と読みますが、音読みの「どう」を使って「どう」と読みます。 このように、それぞれの漢字を音読みし、組み合わせることで「悪逆無道」という言葉が形成されます。全体で「悪」(あく)・「逆」(ぎゃく)・「無」(む)・「道」(どう)という音の連なりとなります。日本語の四字熟語は、漢字の音が調和してつながっている点が特徴的で、詩的な響きやリズムを持つことも魅力の一つです。
「悪逆無道(あくぎゃくむどう)」とは、非常に悪しき行いをし、道理を無視するような振る舞いを指す四字熟語です。この言葉は、特に権力を持つ者が自己中心的で不正な行動を行い、他者に対して酷い仕打ちをする様子を表現しています。字義的には、「悪逆」は邪悪な行為や残虐な行動を意味し、「無道」は道理に従わない、不正であることを示しています。悪逆無道な人物や行為は、社会的に許容されるべきではなく、正しくないとされています。この言葉は倫理や道徳の観点から、強く非難される行為を表すために用いられます。
- 彼は悪逆無道な行為を繰り返し、ついには社会から孤立してしまった。
- 政治家が悪逆無道な手段を使って権力を握ることは許されない。
- 非道無道:理に反して道徳的に悪いことをすること。
- 無道悪逆:道に外れた悪事を働くこと。
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