
残虐非道の読み方
- 残虐非道
- ざんぎゃくひどう
「残虐非道(ざんぎゃくひどう)」は、四字熟語の一つで、その読み方は「ざんぎゃくひどう」となります。まず、「残虐」は「ざんぎゃく」と読みますが、この言葉は「残」という漢字と「虐」という漢字から成り立っています。「残」は音読みで「ざん」、訓読みでは「のこる」「ざんじ」「のこり」などの意味があります。一方、「虐」は音読みで「ぎゃく」、訓読みでは「しいたげる」「いじる」といった意味を持ちます。これらの漢字が組み合わさることで、残酷な行動や行為を指す「残虐」という意味が生まれます。 次に「非道」ですが、こちらは「ひどう」と読みます。「非」は音読みで「ひ」、意味としては「そうではない」「違う」といった否定の意味があります。「道」は音読みで「どう」、訓読みでは「みち」、「どうり」といった意味を持っています。この組み合わせが「非道」となることで、「道に外れた行い」や「人道に反する行為」を表現しています。 したがって、「残虐非道」を通して、非常に残酷で道徳に反した行いを指す言葉として使われます。このように、各漢字の意味や読み方を理解することで、総体的に言葉のニュアンスをつかむことができます。
「残虐非道(ざんぎゃくひどう)」は、非常に残酷で無道な行為を指す四字熟語です。この言葉は、他者に対してとても非道徳的かつ冷酷な行動を行うことを表現しています。「残虐」は、残忍で無情なことを意味し、人に対して酷い行為をすることが強調されています。「非道」は、道理に反する行為、つまり倫理や道徳に反した行動を指します。特に、この言葉は戦争や犯罪などでの暴力的な行為を表す文脈で用いられることが多いです。従って、「残虐非道」という言葉を使うとき、特に酷い仕打ちや非常識な暴力を強く非難する意図が込められています。
- 彼の行為は、残虐非道なものだった。
- 悪党たちの残虐非道な仕打ちに、村人たちは恐れを抱いていた。
- 無慈悲:情け容赦がないこと
- 非道:道徳に反した行いや非常に悪いこと
- 獰猛無比:非常に凶暴で、他に比べるものがないこと
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