
言語道断の読み方
- 言語道断
- ごんごどうだん
「言語道断(ごんごどうだん)」は、四字熟語の一つで、日本語の読み方において特に注意が必要な難読な表現です。この言葉は、各漢字の音読みから成り立っています。まず、各漢字の読みについて詳しく見ていきましょう。\n\n- 「言」(ごん):この漢字は「言う」という意味を持ち、音読みでは「ゲン」ですが、四字熟語の中では「ごん」と読みます。\n- 「語」(ご):こちらも音読みの「ゴ」であり、「言」と同じく言葉や話すことに関連しています。この場合は「ごん」と続けて読むことで、リズムを整えています。\n- 「道」(どう):この漢字は「道理」や「道行く」という意味を持ち、音読みは「ドウ」です。\n- 「断」(だん):こちらも音読みで「ダン」と読み、切り離す、または決断するという意味があります。\n\nこれらの漢字を並べることで、「言語道断」という言葉が形成されます。しかし、特に注意が必要なのは、初めの二文字「言語」を「ごんご」と読む点です。この音の接続は自然でありながら、初めて見ると惑わされることがあります。\n\n全体として「言語道断」は、「ごんごどうだん」と読みますが、言葉の流れや発音のバランスを意識することで、より自然に響くようになります。これらの知識を持っていると、四字熟語を正しく読み、使いこなす際に大変役立つでしょう。
「言語道断(ごんごどうだん)」は、何かが非常に信じられない、または驚くべきさまを表す四字熟語です。この表現は、通常の言葉や表現では説明できないほど、理解に苦しむ状況や事象に対して使用されます。具体的には、人の行動や言動があまりにも常識外れである場合や、あまりにもひどいことが起きてしまった時に使われることが多いです。 言語とは「言葉」を指し、道は「道理」や「方法」を意味します。つまり、言語道断とは「言葉でも説明できない」という解釈が成り立ちます。何かがあまりにも不可思議で、言葉を持ってしてもそのありえなさを表現できない、といったニュアンスが含まれています。日常生活の中で使われる際には、驚きや失望、怒りを伴った文脈で用いられることが一般的です。例えば、政治や社会のスキャンダル、大きな失敗などについて語る時に「これは言語道断だ!」といった形で使われます。
- 彼の言動は言語道断で、誰も理解できなかった。
- その態度は言語道断で、到底許されるものではない。
- 絶句無言:それ以上の言葉が出ないこと。
- 言語不通:言葉が通じないこと。
- 言無用:言う必要がないこと。
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