
銘肌鏤骨の読み方
- 銘肌鏤骨
- めいきるこつ
「銘肌鏤骨(めいきるこつ)」という四字熟語は、二つの部分から成り立っています。「銘肌」と「鏤骨」です。「銘(めい)」は、刻む、銘刻するという意味で、通常は石や金属などに文字を刻むことを指します。「肌(はだ)」は、肌や皮膚を意味します。つまり、「銘肌」とは、肌に何かを刻むというイメージを持つ表現です。 次に「鏤骨(るこつ)」についてですが、「鏤(る)」は、細かく刻む、彫るという意味を持ち、「骨(こつ)」は、骨そのものを指します。従って、「鏤骨」とは、骨に彫刻を施すことを示しています。このように、「銘肌鏤骨」は、深く刻まれた印象を与える言葉であり、その読み方は「めいきるこつ」となります。 それぞれの漢字の音読みを組み合わせた結果がこの読み方です。「銘」は音読みの「めい」、「肌」は訓読みの「はだ」から変化した表現、「鏤」は音読みの「る」、「骨」は音読みの「こつ」となります。全体として、リズミカルかつ強い印象を与える表現となっています。
「銘肌鏤骨(めいきるこつ)」は、非常に強い感銘を受けたことを表す四字熟語です。この表現は、心に深く刻まれるほどの強い意味や体験を指します。「銘」は、物に刻みつけること、「肌」は皮膚を指し、「鏤」は彫り込むこと、「骨」は骨を表しています。つまり、肌や骨にまで刻まれるような経験や感情というニュアンスを持っています。 この言葉は、特に感動的な出来事や教訓、忘れ難い記憶に関連付けられることが多いです。例えば、特別な人との出会いや、人生の大きな転機などが挙げられます。要するに、「銘肌鏤骨」という表現は、ただの出来事ではなく、生涯にわたって忘れることのできない、深く心に残る体験を指しているのです。
- 彼の教えは私の心に銘肌鏤骨しており、決して忘れることができない。
- この経験は、私の人生において銘肌鏤骨する教訓となった。
- 刻骨銘心:非常に深く心に刻まれて忘れられないこと。
- 心底感銘:心の底から感銘を受けること。
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