
和気藹藹の読み方
- 和気藹藹
- わきあいあい
「和気藹藹(わきあいあい)」の読み方は、まず「和気(わき)」です。「和」は「和む(なごむ)」や「和らげる(やわらげる)」という意味を含み、音読みでは「ワ」となりますが、ここでは訓読みの「わき」が使用されています。「気」は「気分」や「気持ち」の意味を持つ漢字で、音読みは「キ」であるものの、この熟語では読みとして「き」を使わず、「き」の訓読みは「き」となりますが、「和気」の部分では「わき」と読まれています。 次に「藹藹(あいあい)」の部分ですが、「藹」は茂った草木を表し、「藹藹」はその重なった状態、つまり多くのものがある様子を示しています。「藹」は音読みで「アイ」となり、該当の言葉では訓読みの形は使われず、音読みに基づき「あい」と読まれています。 全体を通して「和気藹藹」は「わきあいあい」と読み、音の響きは優しさや和やかさを表現しています。四字熟語の読み方は、このように漢字の部分ごとに訓読みに基づいて構成されることが多く、漢字の持つ音や意味を考慮することで自然な発音を形成しています。
「和気藹藹(わきあいあい)」は、主に人々が和やかに楽しく過ごしているさまを表現する言葉です。「和気」は和やかな雰囲気や、穏やかで心地よい状態を指し、「藹藹」は穏やかな様子や、温かい感情が満ちていることを意味します。この四字熟語は、特に人々の交流が心地よく、楽しい雰囲気である時に使われることが多く、家庭や友人同士、職場のチームなど、様々な場面での親しい関係性を表すのに適しています。全体として、「和気藹藹」という言葉は、人々が互いに楽しく、親しみを持っている状況を描写する、非常にポジティブな表現です。
- 会議では、皆が意見を自由に出し合い、和気藹藹とした雰囲気で話し合うことができた。
- 家族が集まるといつも和気藹藹で、楽しい時間を過ごすことができる。
- 和衷協同:心を一つにして協力すること。
- 融和共生:異なるもの同士が和やかに共存すること。
- 風平浪静:争いごとや混乱がなく、穏やかな状態。
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