
常住坐臥の読み方
- 常住坐臥
- じょうじゅうざが
「常住坐臥(じょうじゅうざが)」という四字熟語は、四つの漢字から成り立っています。それぞれの漢字の読み方について詳しく解説します。 1. **常(じょう)**: これは「常に」という意味を持つ漢字で、音読みは「じょう」です。「常」は何かが変わらずにずっと続くことを表します。 2. **住(じゅう)**: 「住まう」という意味を持つ漢字で、音読みは「じゅう」です。この場合、居住することや定まった場所にいることを指します。 3. **坐(ざ)**: この漢字は「座る」という意味を持ち、音読みは「ざ」です。物理的に座っている状態を表しますが、ここでは安定した姿勢を意味します。 4. **臥(が)**: こちらは「横になる」という意味を持つ漢字で、音読みは「が」です。横たわること、あるいは休むことを指します。 各漢字の音読みを連結して全体の読み方が「じょうじゅうざが」となります。「常住」は常にいることを、「坐臥」は座ったり横たえたりすることをそれぞれ示しています。このように、「常住坐臥」という表現は、日常生活の中での安定した状態を示す漢字の組み合わせから成り立っています。
常住坐臥(じょうじゅうざが)は、文字通りには「常に住むこと、座ること、寝ること」という意味ですが、実際には心や身を常に安定した状態に保つことを指します。この四字熟語は、日常生活のすべての場面において、心を落ち着けて物事に取り組むことが重要であるということを表現しています。仏教用語から派生しており、心身の安定を重視する姿勢が感じられます。つまり、常住坐臥は、特定の時間や場所に限らず、日々の生活全般において心の平安を保つことが大切であるとしています。
- 彼は常住坐臥、どんな時でも心を落ち着けて物事を考えている。
- この寺は常住坐臥の精神を大切にして、訪れる人々に安らぎを与えている。
- 常時不変:常に変わることがなく、一定していること。
- 終始一貫:始めから終わりまでずっと変わらないこと。
- 一日千秋:いつも心が一つの物事に集中し、待ち焦がれる様子。
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