
窮途末路の読み方
- 窮途末路
- きゅうとまつろ
「窮途末路(きゅうとまつろ)」という言葉は、四つの漢字から成り立っています。それぞれの漢字について詳しく見ていきましょう。 まず、「窮」の読み方は「きゅう」です。この漢字は「窮地」や「窮乏」という言葉でも使われ、限界に達することや行き詰まることを意味します。 次に、「途」は「と」と読みます。この漢字は「道」や「行き道」を指し、何かをする際の過程や方法を表現しています。 続いて「末」の部分。「末」は「まつ」と読み、この漢字は物事の終わり、最後、または細い部分を指しています。「末日」や「末っ子」にも使用されます。 最後に「路」は「ろ」と読みます。この漢字は道や通りを意味し、さまざまな文脈で使用されます。例えば「道路」や「行く道」という言葉に見られます。 これらの漢字が組み合わさることで、「窮途末路」は特定の読み方「きゅうとまつろ」になり、行き詰まった状況や迷い込んだ道というニュアンスを持ちます。言葉の成り立ちとしては、窮(行き詰まり)と途(道)がセットになっていることから、窮地にある道や状況を表します。
「窮途末路(きゅうとまつろ)」とは、行き詰ってどうしようもない状態や、逃げ道がなくなって困っている状況を指す四字熟語です。この言葉は、'窮途'が「行く手が詰まった道」という意味を持ち、'末路'が「行き着くところ、結末」という意味を持つことから成り立っています。 つまり、まさに「行くところまで行って、もうどうにもならない」というような、困難に直面し、そこから抜け出す手立てがない状況を表現しています。このような状態に置かれた場合、多くの人が絶望感を抱くこともありますが、逆にこの状況を打破するための知恵や努力が求められることもあります。 日常会話や文学などで使用されることがあり、多くは何かの選択肢がなくなったときの深刻な状況について語る際に使われます。
- 彼は窮途末路に追い詰められ、どうすることもできなかった。
- 彼女は窮途末路の状況で、最後の手段を講じることに決めた。
- 絶体絶命:まさに死ぬか生きるかの重大な危機にあること。
- 困難極まる:非常に困難な状況に直面していること。
- 行き詰まり:進むことができず、行き先がなくなってしまった状態。
前の記事: « 窮余一策の読み方は?難読語の読みと意味を解説
次の記事: 立身出世の読み方は?難読語の読みと意味を解説 »