
一味徒党の読み方
- 一味徒党
- いちみととう
「一味徒党(いちみととう)」という四字熟語は、二つの漢字の組み合わせから成り立っています。まず、「一味(いちみ)」の部分ですが、ここでの「一(いち)」は数の「一」を指し、「味(み)」は「味わい」という意味もありますが、ここでは「仲間」や「同じ考えを持つ者」といった意味合いで使われています。つまり、「一味」とは「同じ仲間」という意味になります。 次に「徒党(ととう)」についてですが、「徒(と)」は「徒(あだち)」や「ただの、平凡な」といった意味を持つ漢字で、「党(とう)」は「集団」や「団体」を示します。したがって、「徒党」は「集まった者たち」や「仲間の集まり」を指しているのです。 全体として「一味徒党」は、「同じ仲間が集まっている様子」というニュアンスを持った熟語です。読み方の「いちみ」と「ととう」はそれぞれ独立して発音されるため、注意が必要です。特に「徒党」は、声調が平坦で、あまり強く発音しないのが特徴であるため、流れるように読むことが大切です。言葉の成り立ちを理解することで、正確な発音が身につくでしょう。
「一味徒党(いちみととう)」とは、一般的に同じ目的や志を持つ仲間や集団を指す言葉です。この四字熟語は、特に何かを成し遂げようとするために結束している人々のグループを表現しています。ここでの「一味」は、同じ種類や性質の仲間、「徒党」は、仲間や集団を意味します。つまり、「一味徒党」は、仲間同士が共に行動し、協力し合う様子を強調する表現と言えます。 この表現は、しばしばその集団が一丸となって目的を達成しようとする姿勢を表す際に使われます。しかし、時にはネガティブな文脈で、悪事を働く仲間たちを指すこともあります。要するに、「一味徒党」とは、共通の目的を持って集まった仲間たちをイメージさせる言葉であり、文脈によってそのニュアンスが変わることもあります。
- 彼らは一味徒党になって、地域の問題に取り組んでいる。
- その団体は、一味徒党として社会活動を展開している。
- 一蓮托生:同じ運命を共にすること。
- 相互扶助:お互いに助け合うこと。
- 同舟相救:共に危険な状況を乗り越えること。
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